1.ゴルフ場での服装
まず、ゴルフ場での服装についてです。
ゴルフ場では、男女ともに襟付きのトップスで、スラックスなどのパンツスタイルのボトムスが基本になります。
ゴルフ場によっては、ジャケット着用を求められるケースもあるので事前にwebサイトなどでチェックしてからゴルフ場に向かうようにしましょう。
服装のNGとしては、Tシャツ、ジーンズ、ジャージ、サンダルなどが挙げられます。
これらの服装でゴルフ場に行くと怪訝な顔で迎えられたり、最悪入場を断られる可能性もあるので気をつけましょう。

2.時間のマナー
ゴルフ場でのプレーは当日何組ものプレーヤーが順番にスタートしていくため、時間厳守も気をつける必要があります。
少なくともラウンドのスタート時間30分前にはゴルフ場に到着して、10分前にはティーイングエリアに集合しましょう。
道路の渋滞などで万一遅れそうな場合は、早めにゴルフ場へ連絡を入れて遅れる旨を伝えておきましょう。
やむを得ない事情であればスタート組の順番の変更などを行い、調整してくれます。
スロープレーも後続の組の進行を遅らせる迷惑な行為となります。
自分の打順が来る前に、次に使うであろうクラブを決めておく、次に使うと思われるクラブを2、3本持ってボールのある地点に向かう、次の地点まで歩いたほうが早い場合はカートに乗らずに歩いて行く、素振りは2回までにとどめる、ホールアウト後は小走りで行動する、などプレーファーストの意識は常に持ってプレーしましょう。

3.プレー中のマナー
大声での会話や大きな音を立てることはプレー中、特にスイングの体勢に入っているプレーヤーにとっては気が散って迷惑になります。
打つ人がアドレスに入ったら、後方に立ったり、大声で会話したり、音を立てたりしないようにしましょう。

4.グリーン上のマナー
グリーン上では芝を傷つけるため、走ったり飛び跳ねたりしてはいけません。
他の人のパッティングラインを踏むこともマナー違反になりますので気をつけましょう。
グリーンオンした際に芝がくぼんでしまうことをボールマークと言いますが、これはグリーンフォークで必ず直しましょう。
パットの際に旗を抜く際、また、自身のクラブもですが、グリーン上に置くと芝が傷つくのでグリーン外に置くようにしましょう。
打つ人の近くに立つと影などが気になるので離れて見守りましょう。
カップの周りがくぼんでしまうので、カップのフチは踏まないように気をつけましょう。

5.バンカーのマナー
バンカーへ入るときは、土手が低くなっているところから入りましょう。
バンカーショットを終えたら、ショットの跡や足跡などをレーキでならしてから外に出ましょう。

6.怪我や事故を防ぐためのマナー
スイングするときは、周囲に人がいないかどうかを必ず確認してからにしましょう。
クラブが当たると大怪我に繋がりかねません。
打つ人の前に出ると、ボールが当たる可能性があり危険です。
また、打つ人の集中を妨げることにもなるため、前に立ってはいけません。
前の組でプレーする人たちに打球が届いてしまう恐れがあるときは、十分な距離が確認できるまで、待ちましょう。
万が一、前の組や隣のホールにに打ち込んでしまった場合は、大きな声で「ファー」と叫び危険を知らせるようにしましょう。

7.最後に
ゴルフ場でプレーするうえで、ゴルフ場のスタッフや周りのプレーヤーに迷惑をかけないのは大前提です。
自身や周囲の方がゴルフを楽しめるように、紹介したマナーは最低限インプットして臨みましょう!