1.コースレートとは?

コースレートはコースレーティングという言い方もされます。これは、ゴルフコースの難易度を示す数値のことです。コースレートはJGA(日本ゴルフ協会)が設定します。コースレートの解釈の仕方は、そのコースのパー、72よりも大きい数値だと難易度が高く、小さいと難易度が低いという読み方になります。

2.コースレートの作り方

コースレートは、ハンデ0のゴルファーと、ハンデ20前後のボギーゴルファーから組成されたコースレーティング査定チームがゴルフコースをラウンドして、ホールごとの高低差などを踏まえ【実測距離の修正】、バンカーなどハザード、ライなどを踏まえ【障害要素】を評価します。これを数値化したのがコースレートとなります。

3.コースレートの計算方法

コースレートは、以下の方法でJGAによって算出されます。

  • 女子:(査定距離÷190ヤード)+41.67±難易度+補正係数
  • 男子:(査定距離÷210ヤード)+39.76±難易度+補正係数

査定距離とは、査定チームの実行プレー距離(18ホール)のことです。190ヤード、210ヤードや41.67や39.76という数値はJGAが採用している定数となります。また、難易度は査定チームが査定した数値が入り、仮の査定レーティングが69.9以下になると一定の補正係数がプラスされるという仕組みとなります。

4.日本で一番コースレートが高いゴルフ場

茨城県にある鹿島カントリー倶楽部は、コースレーティング77.6でコースレートが高いことで有名です。

5.最後に

この記事ではコースレートについて解説しました。ゴルフの腕前を上げて難易度の高いゴルフコースへ挑戦できるようにがんばりましょう!