1.カート道からの救済措置とは?

ゴルフラウンド中に、打ったボールがカート道に乗るケースは時々起こると思います。

その際に、次の一打をどのように打てば良いのか?

このカート道からの救済措置をこの記事では解説していきます。

2. ニアレストポイントを決める

カート道にボールが乗っている時、まずはニアラストポイントを決めます。

ニアレストポイントとは、ボールがある場所から、ホールに近づかず一番近い、カート道にアドレスやボールがかからない地点のことを言います。

ニアレストポイントの決め方を解説します。

カート道にボールが乗っている場合、まずはカート道外のピンに近づかない位置の両サイドにマークします。

右打ちの場合、カート道右側のアドレスがカート道にかからない地点をマーク位置とします。

両側のマーク地点が決まったら、現在のボール地点から右側と左側のマーク地点で近い方がニアレストポイントとなります。

3.救済エリアを決める

ニアレストポイントが決まりました。

次に救済エリアを決めます。

救済エリアはニアレストポイントを支点として、1クラブレングス以内かつピンに近づかないエリアです

1クラブレングスと言うのは、パター以外で最も長いクラブの長さのことです。

4.ボールをドロップする

ここまでのステップで救済エリアが決まりました。

救済エリアが決まったら、エリアの中にボールをドロップします。

ドロップした際にボールが救済エリアを出たらやり直しとなります。

ドロップは膝の高さから行います。

ドロップの結果、打ちにくい場所にボールが止まっても、そこから打たなくてはなりません。

5.最後に

以上、紹介したカート道からの救済措置ですが、実はこれは修理地からの救済措置も同じルールで適用できます。

これから競技ゴルフにも挑戦しようと言う方にとっては必須の知識となりますので、しっかりインプットして自信を持ってゴルフを楽しめるようにしましょう!