スコア100前後のゴルファーの方の中で、グリーンまで残り30ヤードでグリーンオンの確率を上げたい、グリーン周りのガードバンカーショットが苦手だ、グリーン周りのなんてことないライからザックリしてしまってグリーンオンを逃してしまう、等のウェッジに対する課題感をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方にぜひ試して欲しいのが、今回紹介するマックダディCBウェッジです。(マックダディCBウェッジは2020年発売で、現在はCBウェッジとして2023年に後継版が出ています。)

筆者も使っていますが、まさに前述の課題感を全て持っていたところからマックダディCBウェッジを手に入れて、全てのシチュエーションから少なくともグリーンオン率は格段に改善しました。

特にバンカー脱出については、これ以上のウェッジは無いと思えるぐらい重宝しています。

一方、冬場の薄い芝ではバンス角が大きい問題か、バンスが使いにくくシャンクが出たりもするので、この辺のデメリットについてもこの記事では触れていきたいと思います。

キャロウェイ マックダディCBウェッジとは?

2020年に発売されたキャロウェイのマックダディCBウェッジは、ヘッドが大きく溝がヘッド全面を覆うフルフェイス仕様、キャビティバック、ハイバンスの優しさを追求した設計になっています。

現在は後継版のCBウェッジが2023年7月に発売されています。(マックダディCBウェッジも中古市場で購入可能です。)

マックダディCBウェッジのメリットデメリット

前述の通り、筆者もマックダディCBウェッジを使っています。

使っているのは2020年モデルのマックダディCBウェッジの54度ウェッジです。

筆者はベストスコア90、アベレージ100ぐらいの実力ですが、実はこの1年ぐらいウェッジはこの54度ウェッジ1本体制でプレーしています。(1個上の番手は49度のアプローチウェッジ。)

筆者が感じるマックダディCBウェッジの最大のメリットはハイバンス仕様によるザックリやダフリの激減です。

54度ウェッジでバンス角が14度というハイバンスなのですが、特にグリーン周りのガードバンカーショットではほぼ確実にグリーンオンできるように劇的に改善しました。

とりあえず、グリーン周りでグリーンオンの確率を高めたいという方にはおすすめしたいウェッジです。

筆者は現在、ボーケイウェッジのウェッジ3本体制(48度、52度、56度)の購入を検討していますが、主にバンカー用のお守りとしてマックダディCBウェッジ54度はキャディバッグの中に温存しておこうと考えているぐらい安心感のある相棒になりました。

ここまでマックダディCBウェッジのメリットについて書いてきましたが、デメリットもあります。

筆者がこの1年フルシーズンマックダディCBウェッジを使ってみて、冬場の薄い芝の上ではハイバンス故なのかシャンクが止まらなくなる時期がありました。

これが本当にハイバンスによるものなのか正直確証は無いのですが、あくまで筆者の使用感として購入の際の判断材料になれば幸いです。

後継版のCBウェッジとの違い

最後に2020年に発売されたマックダディCBウェッジと、後継版のCBウェッジの違いについてGoogleAIモードで出てきた比較表を付けておきます。

(2025年10月5日、プロンプト「キャロウェイ マックダディCBウェッジ」)

後継版のCBウェッジは、マックダディCBウェッジの優しさを継承しつつ、打感やスピン性能をさらに向上させているようです。

▼ 参照元 GoogleAIモード(2025年10月5日、プロンプト「キャロウェイ マックダディCBウェッジ」)

 マックダディCBウェッジ (2020年)CBウェッジ (2023年)
主な特徴やさしさを追求した大型ヘッドとキャビティバック構造。前作のやさしさを継承し、打感とスピン性能を強化。
打感・フィーリングマックダディCBウェッジの設計を踏襲。フェース裏にウレタン・マイクロスフィアを搭載し、フィーリングが向上。
ヘッド形状やや大ぶりのヘッドサイズ。同様の大型ヘッドだが、デザインがより洗練された印象。
グルーブロフト54度以上はフルフェースグルーブ。前作から引き続き、ロフト54度以上はフルフェースグルーブ。