コストコボールとは?
コストコボールは正式にはコストコのプライベートブランドであるカークランドシグネチャーパフォーマンスプラス3ピースゴルフボールと言います。
巷ではコストコボールやカークランドで通っていると思います。
このコストコボールが何故巷のゴルファー達の話題に上がるかというと、安い割にスピンをはじめ性能が有名スピン系高価格ボールと遜色ないという点が関心を呼んでいるようです。
激安ボールで有名なHONMA D1やテーラーメイドのディスタンスプラス等はディスタンス系で2ピース構造、相対的に安価なアイオノマーというカバー素材を使っているという共通点があります。
一方、コストコボールは前述の激安ボールと比べると少し高いですが、スピン系で3ピース構造、カバー素材は相対的に高価なウレタン素材を使っており、有名スピン系ボールと遜色ないスペックで、なおかつそれの半値ほどで販売されているというから注目を浴びているわけです。
コストコボールと他の有名ゴルフボールとの比較
コストコボールと他のツアー使用のスピン系ボールと激安ボールを一覧にしてみました。
コストコボールが他のスピン系ボールと基本的なスペックに遜色がないことと、そのうえで価格が劇的に安いことがお分かりになると思います。
コストコボール(カークランド) | ブリヂストン TOUR BX(2024) | タイトリスト PROV1x(2025) | HONMA D1(2024) | テーラーメイド ディスタンスプラス(2023) | |
価格 ※2025年4月20日現在 ※Amazon比較 | 2,950円/1ダース (1球245円) | 4,990円/1ダース (1球415円) | 6,980円/1ダース (1球581円) | 1,364円/1ダース (1球113円) | 2,200円/1ダース (1球183円) |
ディスタンス or スピン | スピン系 | スピン系 | スピン系 | ディスタンス系 | ディスタンス系 |
構造 | 3ピース | 3ピース | 4ピース | 2ピース | 2ピース |
カバー素材 | ウレタン | ウレタン | ウレタン | アイオノマー | アイオノマー |
コストコボールを他の有名ゴルフボールと打ち比べてみた
コストコボールを他のゴルフボールと実際にコースで打ち分けてみました。
まずは、飛距離差が出るかドライバーで打ってみました。
ブリジストンのTOUR BXやタイトリストのPROV1xに比べるとコストコボールのドライバー飛距離は10ヤードほど落ちました。
ただ、打感はほぼ変わらず、打ち比べて実際に飛距離の違いを見ないと違いは感じませんでした。
続いてアイアンです。
やはり打感は申し分なく、飛距離や弾道も他の有名ボールと遜色なく、グリーン上でスピンが効いてくれるのでしっかりグリーンキャッチしてくれました。
最後にアプローチ。
スピン性能が最も問われるのはアプローチの局面です。
実際に打ってみてどうでしょうか?
結果は他の有名ボール同様、2バウンドでキュキュっとボールが止まってくれて、中上級者のゴルファーにも満足のいくスピン性能ではないかと感じました。
まとめ
今回は巷でよく耳にする噂のコストコボールのコスパと実際の性能を試してみました。
結果はコストコボールの予想以上の性能の高さを実証することとなりました。
この性能でこの低価格はスキルも上がってきて、さらにスコアを上げていきたいディスタンス系を卒業しようと考えている中級者レベルのゴルファーにとってとても魅力的な選択肢なのではないかと思います。
ぜひ、一度ご自身でもコストコボールを使用してみてコスパの良さを感じていただければと思います!